最長7.5mのハイアングル撮影用一脚Bi Rod(ビーアイロッド)。
どんなカメラでも無線通信ができれば地上からスマートフォンでアングル確認・操作が可能です。
最長7.5mのハイアングル撮影用一脚Bi Rod(ビーアイロッド)。
どんなカメラでも無線通信ができれば地上からスマートフォンでアングル確認・操作が可能です。
では、スマートフォンを高所撮影用のカメラとして使いたい場合は?
...大丈夫です。ちょっとした道具を使えばスマホも使用可能です。
この記事では「スマートフォンで高所映像・写真撮影をする方法」について4つの撮影方法をご紹介します。
※この記事の使用機材 : Bi Rod 6C-4500 / iPhone 11 Pro
撮影方法の前にBi Rodへのスマホの取り付けについての注意点をご説明します。
Bi Rodの先端にはカメラ用の三脚ネジがついています。
そのため、スマホを取り付けるためには「スマホ用の三脚アダプター」をご用意していただく必要があります。
「スマホ用の三脚アダプター」は家電量販店やバラエティショップなどで販売しています。
落下の原因となりますので、しっかりと固定できるアダプターをご使用ください。
1つめの方法は無線接続ができる「スマホ用のリモコンシャッター」を使用することです。
最近では100円ショップでも販売していることもあり、安価・手軽に高所撮影を導入する事ができる方法です。
※100円ショップでは300円(税込330円)商品で販売していることが多いです。
しかし、どのようなアングルになっているか地上から正確に確認できないというデメリットがあります。
撮影例 : 高さ約4mから撮影 / リモコンシャッター使用
「アングルが確認できない」という問題を解決するのはapple watchなどの「スマートウォッチ」です。
スマートウォッチには各端末に対応した「リモート撮影機能」が搭載されています。
時計の文字盤に画角のプレビューが表示されるので、手元でアングルを確認して撮影(録画)をすることが可能です。
スマホ2台、またはスマホとタブレットなど、端末が2つある場合はZoomなどのWeb会議システムで接続してモニターの確認が可能です。
また、スクリーンショット機能や録画機能を使用をすることで擬似的に撮影をすることもできます。
今回ご紹介する中では唯一、大きな画面でモニター確認できる撮影方法です。
Web会議システムを利用する場合はカメラとデバイス間の無線接続ではなく、現地環境の通信ネットワーク(Wi-Fiや4G回線)が必要です。
※使用機材 : Bi Rod 6C-7500 / 約7mの高さから撮影
写真ではなく高所からの動画撮影する際に有効なのが「スマホ用ジンバル」です。スタビライザーとも呼ばれます。
ジンバルはカメラの水平を保ち、ブレを抑える機械です。
今回使用したスマホ用ジンバル「DJI OM5」には被写体を追従する機能があるので、高所に掲げたスマホは被写体を追ってヌルヌルと自動でアングルを変えてくれます。
※ジンバルを使用する場合もどのようなアングルで撮影しているかは手元で確認することができません。
便利なスマートフォンでの高所撮影ですが注意していただきたいことが1点あります。
高所からのスマホの落下には十分注意してください。
万が一の事故を防ぐため、アダプター以外にもストラップなどでBi Rod本体に固定するなどの対策をしていただくことを推奨します。