ご購入前のお客様からの質問が多い【C】カーボンファイバー製と【G】グラスファイバー製の違いと、伸ばした際のしなりの比較をします。

カーボンファイバー製とグラスファイバー製、しなりの違いを比較・検証
バリエーション
Bi Rodはカーボンファイバー製、グラスファイバー製の2種類があります。
※11.5mタイプ「10C-11500」はカーボンファイバー製のみ展開。
¥71,280
¥33,110
製品名に【C】表記があればカーボンファイバー製、【G】表記があればグラスファイバー製です。
※「6」はロッドの段数、「7500」は最長7.5m(7,500㎜)まで伸びる製品であることを意味しています。
2つの材質の簡単な比較表です。
カーボンファイバー製 | グラスファイバー製 | |
価格 | 高価 | 安価 |
重量 | とても軽い | やや軽い |
伸ばした際のしなり | 小さい | 大きい |
外観の違い
カーボンファイバー製、グラスファイバー製では表面の外観が異なります。カーボンファイバー製にはカーボン繊維が編み込まれた模様が薄く出ています。
カーボンファイバー製
グラスファイバー製
しなり方の比較(動画)
グラスファイバー製は風が吹いたり、歩きながら使用するとかなりしなっていることが分かります。一方、カーボンファイバー製は非常にしなりが小さいです。軽量なカメラ(GoPro)でここまで揺れるので、より重いカメラをグラスファイバー製に乗せるとさらにしなりが大きくなります。
(しかし幸いにも、撮影した映像ではGoPro HERO7の強力な手ブレ補正によりグラスファイバー製もそこまで揺れが気になりませんでした。撮影写真(映像)の仕上がりは「カメラ重量」や「手ブレ補正性能(動画の場合)」などの環境によっても変わってきます。)
また、カーボンファイバー製はグラスファイバー製より軽量(約200g)です。7.5mまで伸ばしてみるとこの200gの差がかなり大きく感じます。
耐荷重の違い
Bi Rodは製品によって耐荷重(※推奨積載重量の上限)が異なります。
カーボンファイバー製の方が頑丈で安定しているため、耐荷重が高く設定されています。
商品名 | 耐荷重 |
Bi Rod 6C-7500 +専用三脚セット(カーボンファイバー製) ※先端1段目を収納して使用 | 1500g以下 |
Bi Rod 6G-7500 +専用三脚セット(グラスファイバー製) | 300g以下 |
耐荷重について、詳しくはこちら≫「Bi Rod耐荷重の見直しについて」
高所撮影におすすめの商品はカーボンファイバー製
グラスファイバー製に比べ高価ではありますが、ほとんどの使用シーンでカーボンファイバー製の方が伸ばした際のしなりが小さいので扱いやすいです。
水中撮影、水の中にBi Rodを入れる使い方ではグラスファイバー製でも支障はありません。
また、先端のロッドが一番細いため、下段の太いロッドだけを伸ばして短めに使用すれば、しなりを抑えることができます。