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Bi Rodでハイアングルからの新しい映像表現に挑戦 | 映像作家 北村秀人インタビュー
ユーザーのリアルな声をお届けする「Bi Rodユーザーインタビュー」 今回は【HIDETO KITAMURA FILMS】代表、映像作家の北村秀人さんにお話を伺いました。
登録者数3万人超えのYouTubeチャンネルも運営する同氏はどのようにハイアングル一脚『Bi Rod』を映像表現に活用しているのでしょうか。
北村秀人
【HIDETO KITAMURA FILMS】代表。映像に合わせたオリジナル楽曲の提供や、映画のような色合いにこだわった丁寧な作品作りを得意とする。
愛車ローバーミニとの日常を綴ったYouTubeチャンネル『MINI_LIFE』のチャンネル登録者は約3万2000人と現在も伸び続けている。
Bi Rod導入のきっかけ
北村さん : 映像作品に斬新なカットを加えて新しい映像表現をしたい、と考えたときに思いついたのがハイアングルからの撮影でした。
当初は脚立の上にカメラを固定しようか、物干し竿にカメラをくっつけようか...とか、いろいろ悩んだのですが、規格外の高さまで伸ばせる三脚「Bi Rod」の存在を知り、使い方も普通のカメラ用三脚と同じく簡単そうだったので導入しました。
ハイアングル撮影にBi Rodを選んだ理由
長尺の一脚や三脚は何社かのメーカーから発売されていましたが、高さが5m以上出せて、耐荷重が使用している機材でも問題なく、扱いやすそうな三脚は「Bi Rod」しかありませんでした。
プロのスチールカメラマンが使用している実績もあったので、その点も参考になりました。
Bi Rod公式ストアを見るとアフターサポートがしっかりしていそうで「14日以内なら返品可能※」というのも安心だったので、決めました。
※14日以内返品可能キャンペーン適用の場合
■使用機材 : SONY α7Ⅲ、 SONY FE 24mm F1.4 GM
ドローンは検討しませんでしたか?
実はドローンはもう導入していて、いままでも作品に使用しているんです。
しかしドローンには何点か解決できない問題がありました。
・一眼カメラの映像とドローンの映像のカラーグレーディング(色調整)が困難で映像の質感が変わってしまう。
・環境音の録音が難しい。録音を別録りにするか、BGMを挿入してごまかすしか手段がない。
・今後、更にドローンに関する規制が厳しくなり、機体登録や飛行申請の提出などが面倒。
もちろんドローンじゃないと撮れない映像もあるので、ここぞというカットではこれからもドローンで撮影します。
Bi Rodで撮影するハイアングル映像はミラーレス一眼カメラの映像の質感・色味のまま、斬新なアングルで撮影できるという点が気に入っています。
Bi Rodを使用した感想
使用感は想像以上に良かったです。
最初は高額な機材を上空に上げることに不安がありましたが、スタンド三脚が幅広で安定しているので今では安心して使用しています。
使っているのは7.5mカーボン製のもの(Bi Rod 6C-7500)ですが、軽量で持ち運びは楽ですね。
機材を載せて伸ばしても揺れは思ったより少ないですが、風が強いと多少は揺れます。
写真撮影の場合は多少揺れても問題ないのですが、映像はブレると素材として使えないので風が強い日は屋外でのBi Rodの使用は諦めます。
また最大の長さまで伸ばすと揺れが目立つので、4~5mくらいまで伸ばして使うことが多いです。
ロッドを伸ばさない状態でも1.8mくらいなので普通の三脚ではなかなか撮れないアングルになります。
「高さ1.8m~約5mまで、自由な目線で撮影できる三脚」というイメージで使用しています。
ミラーレス一眼カメラのリモート撮影機能を使って撮影しています。
カメラが遠くにあってもスマホからどのようなアングルになっているかが確認できるので、Bi Rodとの相性は最高ですね。
映像作品にBi Rodで撮影したハイアングルのカットが入るとメリハリが出るので、とても重宝しています。
Bi Rod導入を検討されている方にひとこと
今までのハイアングル撮影はクレーンやミニジブ、脚立など大掛かりな機材が主流でしたが、Bi Rodなら簡単・安価に実現することができます。
私のように少スタッフで機動力が重視されるような現場ではかなり役に立つと思いますよ!
編集後記
今回のインタビューでBi Rodで撮影したハイアングル映像が、作品の中でどのように活用されているのかがよくわかりました。
北村 秀人さん、インタビューご協力ありがとうございました!これからもBi Rodと共に素敵な映像作品を楽しみにしています。