建物点検にBi Rodを選んだ理由
11.5mの高さまで点検が可能となる機材は他になく、製品のWEBサイトで存在を知った時から導入を検討していました。
点検時は、機材を長く伸ばした後、上空で角度を変える必要もあるため、デンウンも活用しています。
実際に11.5m伸ばすことで、高い位置でブレるのではないか、1人での作業は難しいのではないか、という懸念点はありました。
しかし実際に使用したところ慣れるまでに時間は必要でしたが、1人で問題なく使用ができました。
足場を組む・ドローンでの撮影は検討しませんでしたか?
足場を設置する点検方法では、設置にかかる時間と設置時に発生する音の問題が生じます。そのため、入居者様にご不便・ご迷惑をおかけする恐れがあります。
また、点検員の墜落事故というリスクも心配です。
ドローンを活用する点検方法については、現在検討はしているものの、どうしても行政手続きに時間を要する点、また、ドローンの落下事故などにより近隣住民の皆様へご迷惑をおかけするリスクがある点を検証中の段階となっています。
その点、Bi Rodに関しては、上記の懸念点を解決でき、安心して活用することができます。
Bi Rodを使用した感想
今まで難しかった高所での点検を、1人で問題なく行うことができ、非常に助かります。
11.5mを伸ばすとやや重たく、多少のしなりもありますが、フットペダルをしっかりと踏み安定した状態で行うことでその問題は解決されました。
また、手元でスマートフォンを見ながらデンウンを使用することも簡単で重宝しています。
アフターサービス点検の現場作業員は60歳以上の者が多く、今後女性も増えていくことが予想されるため、さらに軽くてブレの少ない、また自動で伸縮ができるものが発売されると良いなと感じています。
Bi Rod導入を検討されている方にひとこと
建物の死角がない環境で点検を行うことは、点検の品質向上に繋がります。
人手不足が深刻化していく中、単独で安全に効率よく業務を進めていくことに役立つと思います。