手のひらに収まるコンパクトさと高画質を両立する軽量な広角ズームレンズ|OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II。
このレンズを使用することで"一眼カメラの軽量化"が実現でき、Bi Rod でのハイアングル撮影の可能性が大きく広がります。
プロカメラマン 礒村浩一さんによる、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 IIとBi Rod を合わせて使用したレビュー記事を一部抜粋してご紹介します!
撮影領域を拡張する軽さというメリット
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 IIは沈胴機構を採用することで、撮影を行わない時には鏡筒を短くすることができるズームレンズだ。これにより持ち歩く時やバッグに入れる際には極めてコンパクトに収めることができる。さらにレンズ単体では154gと、OM SYSTEMの広角ズームレンズのなかでもダントツに軽量であることもこのレンズの大きな特徴だ。
*参考:M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 534g、M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO 411g
■使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II(9mm) Bi Rod 6C-4500+専用三脚セット(+当社試作延長ロッド)
■撮影環境:F8.0 1/250秒 ISO200 絞り優先モード +0.7EV WBオート 仕上がりモードVivid S-AF 単写S-IS1
ハイアングルからの撮影状況。Bi Rod 6C-4500を専用三脚と組み合わせて、およそ10kgのウエイトを併用し撮影位置にしっかりと据え付けた。そのうえでM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II を装着したOM-5を先端部の自由雲台に積載。桜の木より高い位置まで上げて撮影を行った。
M.ZUIKO DIGITAL ED9-18mm F4.0-5.6 II 実写作例
使用機材:OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II(9mm) Bi Rod 6C-4500+専用三脚セット(+当社試作延長ロッド)
■撮影環境:F8.0 1/250秒 ISO200 絞り優先モード +0.7EV WBオート 仕上がりモードNatural S-AF 単写S-IS1
今回の撮影では軽量でコンパクトなサイズであることを活かし、OM-5との組み合わせを持ち歩きながら主にスナップ撮影を行った。OM-5との組み合わせはサイズ感もちょうどよいことから人混みのなかでも不用意に目立ってしまうこともなく、また歩きながらでも軽快に撮影を進めることができた。スナップスタイルの撮影には最適な組み合わせであるといえるだろう。ちょうど桜の花が咲き始めた時期であったことから、頭上に広がる桜の花の下を歩きながら、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 IIの広い画角を活かし画面いっぱいに桜の淡い色の花々を収めることができた。
礒村浩一さんによるOM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 IIのレビュー記事全文はこちら。(外部サイトに遷移します)
https://www.kitamura.jp/shasha/omsystem/m-zuiko-digital-ed-9-18mm-f4-0-5-6-ii-20240430/
■写真家:礒村浩一
広告写真撮影を中心に製品・ファッションフォト等幅広く撮影。著名人/女性ポートレート撮影も多数行う。デジタルカメラ黎明期よりカメラ・レンズレビューや撮影テクニックに関する記事をカメラ専門誌に寄稿/カメラ・レンズメーカーへ作品を提供。国境離島をはじめ日本各地を取材し写真&ルポを発表。全国にて撮影セミナーも開催。カメラグランプリ2016,2017外部選考委員・EIZO公認ColorEdge Ambassador・(公社)日本写真家協会正会員
https://x.com/k_isopy
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