水中撮影カメラの無線接続を補助するケーブル「ワイヤレスライン」(特許取得済)。使用されているケーブルには2種類のものがあります。2種類のケーブルの仕様比較と新製品のご紹介です。
ワイヤレスライン仕様比較
Wireless Line(ワイレスライン)の仕様
ワイヤレスラインには細いケーブルと太いケーブルの2種類があります。
この2種類のケーブルがどう使い分けられているのか、下記のワイヤレライン長さ展開の一覧表でご確認いただけます。
上記の通り、細いケーブルでは6m・10m、太いケーブルでは10m・20m・50mのバリエーションがございます。
分けている理由
20m以上の製品に太いケーブルを使用する理由は第一に耐久性が高いためです。長いほど断線のリスクが高いため、頑丈なケーブルが必要になります。また電波強度も比較的安定しているので太いケーブルを採用しています。しかし太さがあると線自体にコシがあり、取り回しづらいというデメリットがあります。
太いケーブルのメリット
- 頑丈で断線リスクが少ない。
- 電波が強い(安定している)
太いケーブルのデメリット
- ケーブルのコシが強く、取り回ししづらい。
細いケーブルの電波強度は太ケーブル比べると弱いですが、実用には十分耐えられるレベルです。
細いケーブルのメリット
- 軽く柔らかいので取り回しやすい。
細いケーブルのデメリット
- 太いケーブルに比べて通信が安定しずらい。(ただし実用には十分耐えられるレベル)
- 太いケーブルに比べて断線リスクが高い。(ただし通常に使用していれば問題ないレベル)
以上が長さによって、仕様を変えている理由です。
太い10mケーブルを発売しました。
前項では細いケーブルでも電波接続について実用に問題無いと書いていますが、近年のカメラ性能の向上・データ通信量の増加に伴い通信に遅れや不具合が出ることがあります。具体的な機種を挙げると「GoPro8 ~9」製品などです。
電波強度の問題というよりはカメラとの相性の問題かもしれませんが、太いケーブルでは通信が安定します。そこでGoPro8~9用の「10mタイプ太いケーブル」仕様の製品を発売しました。